介護施設居室の床シート張替
大阪市鶴見区のサ高住の居室床を張り替え
当社では介護施設の修繕工事も請け負っております。
今回はサービス付き高齢者住宅、いわゆるサ高住の居室の床材の張替を行いました。
洗面周りの床は水を使うことで床への飛び散りもあり、また消毒等で薬品を使用することも多く、床が劣化しやすく、汚れも落ちにくくなります。
トイレも同様に汚れやすく、また清掃の際に薬品を使用することから損耗が多く起きます。
今回は便器も取り外して便器の下にもシートを入り込ませた施工をしています。
便器を外してのシート張替は、便器の脱着作業の分コストがかかります。しかし、便器を外さずに張替をするとどうしても便器の際の部分に継ぎ接ぎの溝が出てしまい、そこから尿や掃除の際の水分が入り込んで腐食や臭いの原因になるので、便器を脱着しての張替え作業を推奨しています。
介護施設の床材は長尺シート（塩ビシート）を推奨しています。
一方でコストが安いことと、クッションん性から、中間層に柔らかな発泡性の素材を張り付けたクッションフロアー（CF）という床材を採用されるケースもあります。
しかし、長尺シートと比べると表面の強度が弱いため、車椅子や歩行補助器具のタイヤやキャスターの負荷に弱く、また器物を床に落としたりすると簡単に打痕になって凹んでしまったり、めくれが起きたりします。
ミリ単位の凹みやめくれであっても歩行がスムーズでない要介護者にとっては躓きの原因になることから、表面の強度のある長尺シートを介護施設には推奨しています。
また外観でも長尺シートの方がCFと比較して高級感もあります。
ご予算次第ではありますが、ご参考になれば幸いです。
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