メンテナンスを考えた全館空調の設置を願う

天井裏を進むとそこに全館空調の本体が…

全館空調の設置環境
まだまだ残暑の厳しい8月、お客様から電話で

『このままでは暑さで家で生活出来ないの…』

詳細を聞くとエアコンにエラーが出て停止してしまっていると。

リビングですか?とお聞きすると全室だと。

ああ、全館空調の本体にエラーが出てしまったのですね…と察しました。

全館空調のメリットは、家の中をどこに移動しても一定の温度に保つことが出来て快適である反面、デメリットとしては本体に不具合が出てしまうと、家中どこにも逃げ場無くなり夏場は暑さにさらされてしまう点です。

「家を建てた際の工務店さんか、エアコンのメーカーさんに相談されましたか?」

と聞くと

『メーカーさんが見に来たけど、まずは見積しますってその場では対応してくれなくて、やっと見積出てきたと思ったらエアコン何台変えるの?ってとんでもない金額で、工事もすぐには出来ないって…。昨日からもうホテルで寝泊まりしてるんです…』

分かりました、準備してとにかく見に行きますね。
とお客様宅に向かいました。

とても立派なお宅で、お宅というよりもお屋敷。
2階の廊下の天井に点検口があり、メーカーさんはそこから入って行ったとのことでスタッフもそこから天井に裏に。

しかし点検口からはダクトは見えるものの本体らしきものは無く天井裏を屈みながら進んでいくと、ありました本体が。

位置関係を写真ではお見せ出来ませんが、エアコン本体の下は吹き抜け廊下の吹き抜け部分。

これ万が一、エアコンを入れ替えるとなったらどうやって入替するのだろうか???
設計上ここしか設置場所は無かったのだろうか???

と疑問しかありませんでした。

エラーの原因はドレンエラー

エラーコードから原因はドレンエラーのようでしたので、機器の故障というよりも汚れが原因でドレン(結露した水分)が排出出来ていないことでしたので、ある意味ドレンエラーの原因だけ取り除けば復旧は出来そうでした。

全館空調本体とドレン排出清掃

本体と床(天井板)の隙間は腕が入るかどうかの隙間しかないため、ドレン経路に絞って洗浄をすることに。

ドレンの排出経路にはアプローチ出来たので、まずはドレンの排出口とドレンホースを可能な限り洗浄しました。

ドレンエラー

側面点検口からポンプも取り外せたのでポンプとドレンパンを洗浄しました。

写真のようのドレンパンの水分が腐食してスライムが発生しドレンポンプが詰まって水分の排出が出来なくなっていました。

出来れば熱交換器も分解洗浄したいところですが、設置環境上、事実上断念するしかありませんでした。

まとめ

全館空調は建物内で人やペットの行き来がある家にとって、とても快適性にメリットのある設備です。

しかし、空調(エアコン)にメンテナンスをせずに済む空調は有りません。
汚れも溜まり機能低下しますし、衛生的な問題も発生しますので定期的な内部洗浄も必要です。

そういったメンテンナンスを行うことを前提とした設計と設置を行うことをハウスメーカーさんや導入を検討される方にはこのブログでエアコンクリーニングを行う業者の立場から注意喚起する次第でした。

ご参考になれば幸いです。

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