エアコンのポコポコ音対策としての逆止弁取付の注意点
マンションにお住まいの方からよくあるご相談で
『エアコンからポンポン、ポコポコ、太鼓を叩くような音がして気になって寝られない…』
というご相談がります。
まずこの症状はエアコンの故障ではありませんのでその点はご安心を。
これは室内と室外の気圧の変化で起こる現象で、なぜそうなるかは別にご説明するとして、対策は…
①換気扇を止める
↓
②壁に吸気口があれば開く
↓
③部屋の扉をほんの少し開ける
それでも解消されなければ
↓
④部屋の窓をほんの少し開ける(ほんの数ミリでいいんです)
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暑いんだから窓開けたくない!という方は
↓
⑤ドレンホースに逆流防止弁を付ける
ということになります。
ここで⑤の逆流防止弁(以下【逆止弁】と省略)の取付の際の注意点を紹介します。
まず逆止弁の取付は一般の方ではまず難しいので、エアコンの取付業者、洗浄業者、電気工事業者、家電販売店等に相談してください。
ただし、このエアコンのドレンホースに設置する逆止弁、取り付け方法をきちんと把握して設置できる業者さんが意外と少なく、いい加減な設置をされたり、取付後の運用の注意点をきちんと説明してくれないケースが多いので注意が必要です。
逆止弁の斜め・横付けはNG‼
ドレンホースの途中に付ける逆止弁ですが、斜めの経路に取り付けたり、まして横向きに取り付けるのはNGです。
逆止弁の弁は垂直に設置されて正しく閉じられます。弁が閉じることで空気の逆流を防ぎ、ポコポコ音・ポンポン音の発生を防ぎます。
これが斜めや、まして横向きに取り付けると弁が開きっ放しになり付けていないことと同様、意味をなさなくなる場合があります。
業者さんがそんな取り付け方をしてないか、依頼された方はよく点検してください。
逆止弁の運用寿命は2~3年
音の発生を防いでくれるメリットのある逆止弁ですが、デメリットもあります。
逆止弁のデメリットはゴミ(汚れ)が詰まり易い点です。
汚れによってドレンホースが詰まってドレン(結露した水)が逆流してエアコンから水漏れする現象が起きるのを聞いたことがあるかと存じます。
逆止弁を付けると逆止弁のところで汚れ・ゴミが引っ掛かりやすくなり、詰まりが発生しやすくなります。
エアコンを購入時の新品の状態の時に逆止弁を取り付けたのであれば、長持ちすると思いますが、どの程度の使用年数で途中から逆止弁を付けたか、使用頻度によっては2~3年で逆止弁で詰まりが発生する場合があります。
したがって、エアコンから水漏れが発生した場合は逆止弁での詰まりをまず疑ってください。
というデメリットの説明を取付業者さんはお客様に説明する必要があるんですが、まあまずしれくれません(;^ω^)
エアコンクリーニング業者さんに水漏れ対策を依頼した際は必ず『逆止弁つけてます』と教えてあげてください‼(ここ重要・笑)
でないと、エアコンクリーニング業者さんがエアコン本体の汚れを一生懸命洗浄しても水漏れは解消しません。
熟練の、経験のあるクリーニング業者さんであれば「これはおかしいぞ、もしかして逆止弁を付けているのでは…」と気づいてくれる場合もありますが(当社のように‼)、気付かないとお金だけかかって改善しませんとなってしまいます。
ご参考になれば幸いです。
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