ダイキン加湿空気清浄機MCK75LKを分解洗浄
愛知県蟹江町より空気清浄機分解洗浄のご依頼
こちらは2009年秋モデルにつき13年経過の機種となります。なかなか懐かしいフォルムをしています。
空気清浄機はシンプルな構造で省電力な製品ですので使おうと思えば長寿命な製品です。電気制御の寿命よりもフィルターの集塵性能で年代の差が出てきてしまいます。
13年前と言いますとまだPM2.5 という言葉すら世に出回っていない頃です。
加湿機能の付いた空気清浄機ですと、やはりこの加湿トレーの汚れがどうしても蓄積します。タンクの水は空になれば新しい水に入れ替えますが、本来、その際に加湿トレーを洗浄して空にしなければならないのですが、そのまま使い続けるとこの加湿トレーの水はある意味で古い水を継ぎ足し継ぎ足しで使い続けている状態になります。
そうなると写真のようになにやら怪しい黄色っぽい色の水が残留することに。これは水道水中の塩素成分の水垢や細菌が繁殖して菌の色が出てしまっています。
こちらも消毒洗浄で綺麗にします。
送風ファンもフィルターからすり抜けた微細なホコリ＝ハウスダストが羽根の内側にびっしりと付着しています。
こちらも綺麗に洗浄します。
おそらくは工業地帯か幹線道路が近いのか粉塵を吸い込んでいて黒ずんでいます。
こちらも綺麗に洗浄します。
近年の機種とは明らかにフィルターの目が粗いです。
製品が古くメーカーサイト等、製品に関する商品説明が見つかりませんでしたが、おそらくこの機種はプラズマ放電によって静電気でホコリを吸着する仕様が除塵のメイン機能となっていると推測します（写真右上の部品の金属板がその役割）。
ご参考になれば幸いです。
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