兵庫県川西市で浴室クリーニング
洗い場の四隅に排水溝のある掃除が大変なユニットバス
最近見なくなりましたが、戸建てのユニットバスでたまに遭遇する、洗い場の四隅に排水溝のあるこの浴室は、実はお掃除屋さん泣かせでございます。
プロのお掃除屋さんを泣かせるということは、一般の方ではきちんとメンテナンスすることは非常に困難と言うことです。
写真を見れば一目瞭然。髪の毛、皮脂汚れ、カビやスライム状のバイオフィルムがべっとりと付着しています。
この排水溝の蓋、見た目以上に重いんです。ヌルヌルした汚れや水分でよく滑るので取扱いも大変です。
これを日々、定期的に取り外してきちんと清掃…出来るわけないですよね(;^ω^)
こちらのお宅はご高齢の奥様で日常のお風呂全体の掃除もままならないとのことでご依頼でしたが、このユニットバスを設計されたメーカーさん、選定されたハウスメーカーさん？工務店さん？は、建築当時にこういったことは予想できなかったのでしょうか？と思いたくなります。
後記
これ、実はバリアフリー対策の設計なんだそうです。
浴室入口に段差を作らないようにすると、脱衣所への水の逆流を防ぐために扉下に排水溝を設けなくてはならず、溝をぐるっと四方に回して排水口へ水を迂回させ、スノコ状の排水蓋を敷くことで浴室出入り口をフラットにしたという、苦肉の策でこのような作りになっているそうです。
（アドバイスいただいた＠リペアマンさんのツイートのTwitterリンクを貼っておきます。）
『見えるところだけは日々なんとか掃除しているのですが…』
と申し訳なさそうにおっしゃるお客様。
カラン周り、バスタブ側面には水垢・石鹸カスが白く広範囲に付着していましたが、日々のまめな掃除の苦労のおかげで比較的簡単に取り除くことが出来ました。
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