京都市下京区で風呂釜追い焚き配管洗浄
お湯張りすると黒い粒々したゴミが混入するとのご相談
築20年以上のマンションの入居者様からのご相談。
『たまに黒い粒がお湯に混じることがあって、マンションも古いんで仕方ないんですかね～？』
とのことも、風呂釜追い焚き配管洗浄のご相談で良くあるのがこのお湯張りすると黒い粒々が混入するというケースです。
追い焚き配管の洗浄で吐き出された汚水は最終的に写真右の状態になりました。
今回のお客様は、分譲マンションも賃貸として入居されているとのことでリフォーム履歴は不明とのことですが、二枚目の写真で見て取れるように、バスタブの表面のコーティングも剥がれくっきりと喫水線が付いて落ちなくなってしまっていることから設備の古さが類推されます。
洗浄後の濯ぎ運転、試運転でお湯張りをしてみたところ黒い粒々の混入は確認されませんでしたので、一定の改善はしたものと思われます。
ただ、この良くある相談の事例にある黒い粒々の混入は、原因が汚れではなく、給湯機や給湯配管の劣化が原因や他の原因の場合があり完全には改善しない場合があります。
具体的には、黒い粒々の正体がパッキンの劣化による剥落でパッキンが経年劣化で硬化してボロボロと崩れ落ち始めたものである場合です。
この場合は洗浄によって一時的に剥落したカスを吐き出すことが出来たとしても、またパッキンから少しずつ剥落が起きるのでまた出始めてしまう可能性があります。
その他、給湯器内部の金属の腐食した部分の剥落や、大元の水道管からの流入の可能性もあります。
この黒い粒々が上記だとすれば、衛生面では汚れ起因ではありませんので心配は少ないと言えますので、その点は過度に不安なる必要は無いかと存じます。
追い焚き配管洗浄によって汚れも落とし、除菌もされているのでまずは安心して良いですよと説明します。
ただやはり、経過年数が相当に古い場合は、根本的な改善は設備・配管の入れ替えとなる場合がありますことはご理解のほどを…ということにはなります。
ご参考になれば幸いです。
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