TOTOの浴室暖房乾燥換気扇TYB213Gを分解洗浄

2014年製の製品ですので、作業当時で約7年は使用していることになります。別宅として使用されているマンションとのことで年の半分程度しか住んでらっしゃらないとのことですが、中身は⁉

乾燥換気扇のフィルター

お客様では一度も触ったことがないというフィルター。
黒ずんで目詰まりしています。
フィルターボックスを下げた内側も既にホコリまみれです。

いやそれもそのはずだと思うのが、まず浴室天井の高さ。タワーマンションの浴室、よくある浴室の高さより高く浴室床面からではとても届かないので踏み台を置かないとまず届きません。

何より、ここにあるフィルターを取り出すこと、パネルを空けることが、取説を見ないと直感的に開けることが出来ない…‼専門業者である私も「どこをどうやったらフィルター取り出せるんだ⁉」と一瞬面喰いました(笑)

浴室乾燥換気扇のフィルターは全メーカーに言えるのですが、フィルターがどこにあるか、取り出し方がわかり難いですですが、この機種は特にでした。

内部のホコリ

おそらくはフィルターが目詰まりしていたことで、本来の空気の通り道ではない部品の隙間から空気をバイパスして吸ってしまっていたために、本来はホコリが溜まらない場所にもホコリが溜まってしまっている状態でした。
エアコンでもよくある状態ですね。

ファンの汚れ

しかし意外だったのが、最深部であるファンはそれほど汚れていませんでした。この辺が経過年数のわりに使用頻度が低いことが関係しているのかもしれませんが、汚れが溜まっているのはファンの手前までの浸食で納まっているようでした。

部品洗浄

分解して取り外した部品をそれぞれ洗浄していきます。

製品本来の白さ

今回は浴室清掃と合わせてこの乾燥暖房換気扇の分解洗浄を行いましたが、お客様も『色が変わったな～、白い！これが本来の白さか(笑)』と笑いながら喜んでいただけました。

汚れが溜まりますと、

等の原因になります。

なかなかご自身でお手入れが出来ないという場合は、一度専門業者に分解洗浄をご依頼することをお勧めいたします。

ご参考になれば幸いです。

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