心配り
先週末(本ブログは2022年9月29日執筆)、仕入れ先の会社の社長さんに今後の仕入れやサンプル開発のお願い等の相談をメールをしたところ、いつもは週末だろうが土日だろうがすぐ返事をされる方なのに週が明けようとしても返事が来ないので、珍しいな、どうしたものかと思っていたら、ニュースを見ていてハタと気付いた。
その会社さんは静岡県で先週末にもろに台風の水害にあったエリアだったのです。
水害のニュースと、新幹線が静岡県で動けなくなり電車内で一晩明かしたといったニュースもやっており、そんな中で私は被害に合われ対応に追われているやもしれない相手先にしれっと仕事のメールを入れ「メールの返信来ないな~」などと悠長に思っていたわけです。
慌てて社長さんの個人のLINEに
大変な状況かと思うのでメールの件は急ぎません
被害状況はいかがですか?
大変な状況でしょうから落ち着いてからで結構です
何か不足している物があったり、こちらで出来ることがあれば遠慮なくおっしゃってください。
LINEの返信もお気遣いなく
と連絡をしました。
LINEを入れた後に、いや待てよ、そもそもLINEなんか入れたら大変な状況の中でも返信しなければと相手に気遣わせてしまうのではないか?と思い直しましたが、見ると既に既読のマークが。
あちゃあ…と思ったのも束の間、返信が来ました。
社長さんや社員さんの自宅は被害が無かったこと
ただ工場は浸水し、明日もその対応をするが明日で復旧出来そう
メールの依頼の件は明日以降すぐ対応します
お気遣いありがとうございます
との返信が。
いやいやいや、お気遣い出来る人はあのタイミングで仕事のメールしないし、もっと早く被害状況・安否確認、協力できることの有無の確認をするし、このタイミングでLINEもしないよな~と反省しきりでした。
当社の大阪エリアは寝ている間に台風は通り過ぎ、被害という被害もないまま拍子抜けしたのですが、自分の身の回りのことしか見えていなかった自分が情けなく感じました。
普段スタッフには相手の状況を常に想像したり慮って気配りをしなさい、もっと接客に配慮を…、などとたしなめていた自分が恥ずかしくなりました。
という反省しきりな出来事を書き残しておこうと思った次第です。
ああ反省…。