雇用のリスク
お掃除業界の同業の方に
『よくそんなに人を雇おうとしますね!?』
と言われます。
社員からも言われます。
『また人を雇うんですか!?』とも。
なぜそのように見られるかと言えば、人を雇用することがリスクを冒しているように見えるからでしょう。
カッコいい見方をすれば、当社はリスクを取って攻めているように見えるかもしれません。
当社が、私がハウスクリーニングで一人でも多く雇用することに執着する理由は一つではありません。
理由・動機は沢山あります。
今回は雇用をリスクという面で説明します(求められてないけどw)。
人を雇うリスクという面に限って言えば、私は逆に
『人を雇わないリスク』
という面もあると思っています。
事業をしていく上で雇用とは、雇うリスクを取るか、雇わないというリスクを取るかの天秤なのだと考えています。
雇わないリスクとは?
- 繁忙期を一人で乗り越えるリスク
- 自身や家族の病気やケガが起きた際の対応出来ないリスク
- せっかくの取引先から高評価による仕事量増に対応出来ないリスク(競合他社に仕事が流れてしまうリスク)
- キャパの問題で新規開拓出来ないリスク
- 自身の高齢化・事業の継続が困難になるリスク
等々、人を雇うリスクを冒さないという判断は、同時に上記のような『人を雇わないことで起き得るリスクを冒している』ことになります。
人を雇わないという選択は、それはそれでリスクを冒しているのです。
これはどちらが正しいという問題ではありません。
どちらのリスクを取るか?
逆に言えばどちらのメリットを取るか?
という経営判断だからです。
私はそういったリスクを冒す・冒さないで得られるメリット・デメリットを天秤にかけながら人を雇っているということです。
ほとんどの事業主の方は、これを承知の上で雇用する・しないの判断をされているかと存じます。
ただもし、一方のリスクにしか目が行っていないとしたら…。
もちろん冒頭申し上げたように、いくつかある理由・動機の中の一つの判断であって、上記の判断材料で雇用しているわけではありません。
少なからず人を雇用したからには、経営者は声を大にして言わなければなりません。
お仕事ください‼
と。
お仕事のご依頼お待ち申し上げます(笑)