ファイト!
「闘う君の唄を闘わない奴らが笑うだろう」
中島みゆきさん作詞作曲のこの歌『ファイト!』の歌詞。
額面通り、ガムシャラにもがき努力する『闘う者』を、傍から見ているだけで笑う者がいるが気にするんじゃないと諭している。
と同時に、
闘う君も闘わない奴らのことを笑ってはいけない
と言っているように思う。
他人のやっていることに口を挟みたくなったり、自分のやっていることこそが真理だと認めさせたくなったりする。
歌詞はこう続いている。
「冷たい水の中を震えながら登っていけ」
孤独に耐え自分で決めた道を進みなさいと。
人生において、社畜と言われようがワーカーホリックと言われようが、自ら進んで仕事に取り組んだ時期は、スポンジが水を吸収するように、多くのことを学ぶ。そういう時期を経た人は人生の選択肢が増えるのは間違いない。
「闘う君の唄を闘わない奴らが笑うだろう」
出る杭になれば打たれる。なぜ人は自分に関係もない杭を打ちたがるのか?己の正義を他人に強要したがるのか?応援しないまでもなぜ足を引っ張ろうとするのか?
人のやり方、進む道、進み方が気になって仕方がない、うらやましい、妬ましい。自分のやっていること、やり方が間違っていないか不安だ。
自分のやっていること、やり方、方向性は間違っていない、正しいと周囲に認めて欲しい、認めさせたい。
けどやるべきことはそれじゃない。
「冷たい水の中を震えながら登っていけ」
孤独に耐え自分で決め、信じた道を進むのだ。
要所要所でこの歌が、この歌詞が頭をよぎります。
ちなみに私は女優の満島ひかりさんが歌う『ファイト!』も好きです。
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