このお仕事、長いんですか?
キャリア一年目、お仕事をいただき意気揚々とお客様宅に訪問。
お客様からこんな質問が…
『このお仕事、始められて長いんですか?』
皆さんはどうお答えしましたか?
ここでどう答えるか?難しいですよね。
まだキャリアが浅いなんてもんじゃない、一年未満の時期にこの質問をされるのは辛いものがあります。
自身の経験上、今思えば、もしかしたら私の所作や作業にどこかぎこちなさを感じ取られての質問だったのかな?とも思います。
これは当社の入社一年目のスタッフにも当てはまります。
私自身の経験からも、スタッフには「この質問は必ず受けるぞ」と言っておきます。
私は自分自身にも、そしてスタッフにも、答える際の一つのルールを課しています。
それは
「嘘はつかない」
ということです。
まだ一年目なのにサバを読んで
『三年目です~(白目)』
なんて言っちゃいけないぞ、正直に伝えなさいと。
しかし、本当にただ馬鹿正直に
『あ、まだ〇か月です…(キョドキョド)』
なんて言うだけではあまりにも芸が無い。
なので、スタッフ各位には、
正直に伝えるのは、キャリアの月数だけではなく、その月日の間に、
『この仕事に就いてまだ〇か月ではありますが…』の後に
- 自分がどんな想いで
- どのように取り組んできたのか
- 会社や先輩スタッフとどう接して来たのか
- どんな経験が出来たのか
- 一年目としてどう仕事と向き合っているのか
それらを自分の言葉で語りなさいと伝えています。
また、語れるようにキャリア一年目を過ごせるかどうかだよと。
浅いキャリアであろうと、それらを胸張ってお客様に語ることが出来れば、後は仕事ぶりを踏まえてお客様が評価すること。
あとはその評価を謙虚に受け止めて、成長の糧としていくだけ。
変に自分を大きく見せる必要も無いし、後ろめたく感じる必要も無い。
それが誰しも通るキャリア一年目なのだから。