エアコンクリーニング専門店｜大阪のコジワンサービス

エアコンから風が出てこない原因

東芝RAS-F401Mをエアコンクリーニング

東大阪市のお客様より

『エアコンから風が出てこない！』

とのご相談でエアコン洗浄に伺いました。

2019年製の東芝製エアコン。まだまだ新しい部類ですので、機器の異常とは考えにくいので汚れが原因かな予想。

冷房の動作確認をすると冷えた空気も出てきます。内部の冷却もきちんとされています。

ただ確かに風が弱い。

経験上、おそらくは…と思いつつ分解を開始。

まずは熱交換器を見ると、汚れてはいますが、風量を大幅に低下させるほどの汚れかというとそこまでではありません。

となると…。

送風ファンを見ると一目瞭然。

原因は送風ファンのモコモコ汚れでした。

モコモコとした汚れが発達しすぎてファンの羽根と羽根の隙間が僅かしかない状態になっていました。

エアコンのファンのことをシロッコファンと言ったり、クロスフローファンと言ったりします。

筒状のファンですが、円周上に沢山の羽根が付いています。
この羽根と羽根の隙間の空間が、イコール押し出される空気量ということになります。
この隙間が無いと適切な量の空気を押し出せなくなります。羽根の隙間が無いと、限りなく『ただの筒』になってしまうわけです。

エアコンの構造上、冷房を使用しているとこの送風ファンもかなりの低温になります。
運転を停止した際には冷えたグラスのように薄っすら結露します。
すると、その水分に対してカビが生えたり、ホコリが吸着して汚れが蓄積していきます。その繰り返しによってどんどんモコモコと汚れが大きく発達してしまいます。

すると今回のように『風が出てこない‼』という症状になってしまいます。

『エアコンクリーニングのタイミングはいつですか？』

との質問がよくあります。

エアコンを停止した状態（運転中は絶対NG）で、送風口からライトで中を照らしながら覗いて見て、ファンにモコモコとした汚れが付着し始めていたら、それがお掃除時のサインです。

ご参考になれば幸いです。

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