お掃除ロボット付きエアコンを買ってはならない理由

シャープ製エアコンAY-Z50SXを分解洗浄事例

シャープ製エアコンAY-Z50SXを分解洗浄

お掃除ロボットおそうじ出来てない

ホコリの吸引排出の仕組み

吸引機でホコリ詰まり

外への排出部

エアコンクリーニング業者さんなら口をそろえて言いますが、
お掃除ロボットの中でもフィルターのホコリを吸引して外へ排出する機構は全く機能していないのが周知の事実です。

『お掃除ロボット付きエアコンは買わない方が良いですよ』と我々エアコンクリーニング業者が言う理由です。

写真はエアコンのお掃除ロボットが機能していない典型的な事例でしたのでご紹介しました。

今回洗浄したシャープのエアコンは2009年製なのでもう14年前の機種になります。
シャープのお掃除ロボットの機構は、長らくフィルターのホコリを吸引して外へ排出する機構でしたが、現在はホコリをダストボックスに貯める方式に変わっています。

ホコリを吸引して外へ排出する機構はもうパナソニックぐらいでしょうか。パナソニックさんは頑なですね。

そもそもベランダにホコリを吐き出していいのか?という気もしますが、ホコリが外に吐き出されているところを見たという人に巡り合ったことがありません。
そうなんです、ホコリが吐き出される以前に、エアコンや途中の経路で詰まってしまっているのが実情だからです。

お掃除ロボット付エアコンの洗浄汚水

新しくエアコンの購入を検討されている方であれば、おそらくはお掃除ロボット付きエアコンが実際は殆どお掃除出来ていない、その機能があってもエアコンが汚れて専門業者にクリーニングを依頼しなければならないという情報に触れていることでしょう。

エアコンクリーニング業者さんでもこういった情報を積極的に発信されています。

ただ、それでもエアコンメーカー各社は作り続け、大して改良されることがありません。

もしお部屋の条件から、お掃除ロボット機能付きのタイプでなく、シンプルなノーマルエアコンのラインナップがあればそれを選ばれることをおススメします。

掃除の手間が減るならと期待されて高い機種を購入しても、結果、掃除の手間は余計にかかり、エアコンクリーニング業者に依頼する際のメンテナンス費用も逆に高くついてしまいます。

ご参考になれば幸いです。

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