IKEAのコーナーワークステーションと回転チェアを組立
IKEA家具で「MICKE ミッケコーナーワークステーション」と「KARSTEN 回転チェア」の2点を堺市中区のお客様宅にて組立てました。
組立ててみると、ここにパソコンなんかを置いたら部屋のグレードぐっと上がりますよね～。私も欲しい…。
ただ組立てる立場から見ると、苦労しましたよ～とアピールしたくなる一品でした（笑）
まず、部品点数が多いこと。そしてＩＫＥＡの家具の特徴ですが、取説がとにかくわかりにくい！ＩＫＥＡ家具の組立の経験を積んでいればどうやって注意して取説を判読したらいいかわかりますが、おそらく経験の無い方はまず間違えるか、どれがどの部品か理解できない場合も多いと思います。
何より間違えやすいのは、部品の上下・左右・裏表ですね。これが特に取説上も部品の外観上もわかりにくい。
国内メーカーや販売元の商品であれば取説や部品に上下・左右・裏表がわかりやすいように印がついていたり、キーポイントを取説に文章で説明してあるものですが、ＩＫＥＡは印も説明文もほとんどありません。
取説の挿絵の穴の位置や凹凸等の位置を判別して現物の部品をチョイスし、向きを確認していくしかありません。
そして以外にあるのが、明らかに取説の絵の形と部品の現物の形が違うことがあります。
左の部品も取説の絵と現物が微妙に違います。
「これくらいわかるよ」という人もいれば「これでいいのか？？」と不安になって手が止まってしまう人もいるでしょう。
またロットによっても部品の形状が違う（組立て上は問題ない形ですが）こともあります。
同じ棚を2セット依頼を受けて組立てていたら、それぞれ棚を固定するビット上の部品の形が、角ばったものと丸まったものとで違うなんてこともありました。
今回の依頼をいただいたお客様も、箱から部品を出して取説を開いたところまではチャレンジされたそうですが、そこで手が止まってしまい、ギブアップされて当社に依頼をされたというのが経緯です。
また、このデスクですが、裏面がボードを張っているのですが、そのボードも合計22か所ビス止めしています。
上写真は取付け途中ですが、取説には「22か所キリで下穴をあけて木ネジを入れる」となっていましたが、手作業で22か所キリで下穴をあけて、木ネジをねじ込んでいくなんて、まず5か所もやれば握力が無くなること必至です（笑）
もちろん当社は電動ドリルで施工しましたが、それでも一人でやればちょっとした汗をかきます。
電動工具をお持ちでないお宅はまずここで挫折するでしょう。
そういうことが取説にも書いてないし、販売時にもアナウンスが無いので、買ってから苦労するケースがＩＫＥＡの場合はあります。
そんなに欧州の人々は握力が強いのか!？ってそんなわけ無いでしょう（笑）
チェアの組立ては簡単ですので経験の無い方でも付属の工具で十分組立て可能だと思いますが、当社のような代行サービスの会社に頼む際はついでに頼んでしまうことをおススメします。
（ちなみにＩＫＥＡさんの悪口を言いたいのでは無いですよ～と。我が家の家具はほとんどＩＫＥＡで揃えてますから・笑。留意した上でＩＫＥＡさんの家具をご購入していただければという経験談ですのであしからず！）
さてこのサービスの費用は、デスクの販売価格が￥19,900＋チェアが13,900ですので商品価格￥33,800の20%が組立て工賃で￥6,760。そこに出張費が3,000円のエリアでしたので、合計で￥9,760が組立てサービス代金でした。
（ＩＫＥＡのみ組立て工賃が商品価格の20%で、その他のメーカー・販売元の商品は商品価格の30%が組立て工賃となります。詳しくは当社Webページまで。）
当然、組立に自信のある方は必要のないサービスですが、組立に自信の無い方や忙しくて時間の無い方、引越しの直後で余裕が無い、なんて場合はあらかじめ組立てサービスのご予算も見ておいていただけると、購入した家具もすぐに使用できるかと思います。
ご参考までに。
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