家具分解・回収・組立｜大阪・神戸・明石・奈良・京都

家具販売業者はもっと組立てについて説明を

家具がネット販売されネット購入が当たり前にになり、『お、ねだん以上。』のニトリの隆盛のように、近年、家具の値段は一昔前と比べると格段に安くなりました。
それと引き換えに、組立ては購入者で行うことが大前提となりました。
そこで起きたのが…

組立て家具、組立てられない問題

• 簡単に組み立てられると思って購入した家具が、組立できない！
• 組立て出来ないことは無いが、とても組立ての時間が取れない！

という事態に直面して初めて当社のような業者に依頼されるケースが圧倒的だからです。

組み立て家具を製造または販売する業者さんは組立ての難易度であったり、組立に必要な工具について、組立てにかかる所要時間等について販売時に購入者が参考になるようなアナウンスをもっとすべきだと思います。

その工具じゃ無理でしょう問題…

購入した家具の中によく付属している小さく平べったい簡易スパナやがありますが、キャスターを4つ固定する程度の締め付けであれば事足りるかもしれませんが、連結部や強い締め付け強度の要る箇所が何か所もある場合は約不足です。

ドライバーも、一般のご家庭では100円均一で買ったような小さな手回しのものしかなかったりします。
でも組立説明書には必要工具として、まさに100円均一で買えるようなドライバーの絵が書いてあるだけ。
電動ドライバー（きちんとトルクのあるもの）無しで、木ネジを10か所以上打つような家具は組立て出来ません。手回しドライバーでやってたら手の皮剥けるし、途中で握力尽きること間違いありません。

組立てを途中で力尽きて、当社に依頼されてくるケースもありますが、きちんとした工具が無いと現実的に組立て不可能な家具が多く存在しています。

その組立説明書じゃわからない問題…

IKEAで販売されている家具の組立説明書はユニバーサルデザインと称して、全世界共通の説明書になっているため、言葉による説明が一切入っておらず、絵だけの説明書になっています。
しかも同系列の家具や部品と全てひとまとめにしている説明書もあり、買った商品の該当箇所を探すのも一苦労するケースも。

ただでさえ、家具の組立ては、左右あり、上下あり、裏表あり、立体的に三次元で脳内で理解しないとならないため、本来はより細かい説明・注釈が必要なはずですが、簡略化されているのが実情で、組立説明書を見てもさっぱりわからない…という方も多くいらっしゃいます。

時期が重なる問題…

家具の需要は、やはり年末ですとか、3月～4月の引越しに伴った新生活がスタートする時期で需要が重なってしまうので、どうしても繁忙期はお断りするケースがあります。

実際に、家具の販売会社によっては組立代行サービスを受け付けている会社もありますが、在庫はあるけど組立ては一ヵ月待ちであきらめた…という事例も多数あり、そんな経緯で当社に依頼をいただくことも。

家具の商品代より組立代行費用の方が高い問題…

これは家具組立代行サービスをやっている側からは大変心苦しいのですが、商品によってはそういったケースも実際に出ます。
海外製の家具よりも組立ての人件費の方が高いという…。

おわりに

家具のメーカー・販売業者さんにおかれましては、例えば家具の組立難易度を☆で表すとか、推奨工具として『付属の工具でも組立て可能ですが、電動を推奨』等明記するなど、売りっぱなしで購入者が後で苦労することを回避するよう努めるべきではないか？などと思ったりするわけです。

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