洗濯機の排水詰まりの原因は色移り防止シート(セルロース)⁉

京都のお客様から
『洗濯機の排水が詰まって洗濯パンがヒタヒタになって今にも溢れそうで困っている』
ということで対応した事例をご紹介します。

洗濯排水が詰まりやすい原因は以下の原因があります。
- ペットを飼われていてペットの体毛が排水に流入しやすい
- 柔軟剤の溶け残りによるバイオフィルム汚れの蓄積
洗濯排水ホースから尋常ではない大量のゲル状の汚れが


しかし今回の排水ホース内や排水口の排水トラップの汚れを見ると、当社の洗濯排水詰まりの汚れの過去事例とは明らかに異なっていました。
ブヨブヨとしたゲル状の汚れはまるで細かく砕いた寒天のようでした。
お客様に
「柔軟剤はどういったものをお使いですか?」
と聞くと、見せていただいた柔軟剤はよくある市販のものでしたが、
『柔軟剤とは別に色移り防止シートを使ってます』
とのこと。
色移り防止シートとは?
色落ちしやすい衣服が他の衣服に色が移らないように色落ちした色素を吸着してくれるシート
のことです。
このシートはセルロースで出来ています。
セルロースとは美容液や顔のパック、食べ物だとナタデココのような食物繊維です。
あと和紙を作る際にドロドロの水をすいて和紙を作る、あれもセルロースです。
今回、色移り防止シートを洗濯機に投入し水で撹拌することで、シートのセルロースと水が反応して、排水にセルロースゲルが形成されて汚れがゲル状になったのではないか?と推測します。
これはあくまでも推測ですが、もし色移り防止シートをお洗濯の際に頻繁に使用される方は、洗濯排水が詰まり易くなる傾向があるかもしれないことをご留意いただければと思います。
排水が詰まり易い洗濯機は嵩上げ台の設置を推奨

原因ははっきりと言えませんが、洗濯機の排水が詰まり易いご家庭の場合は、
洗濯機を嵩上げ=嵩上げ台を設置して洗濯機と排水の間にスペースを作り、詰まりが発生しても排水口にアプローチできるようにしておくこと
を推奨します。
まだ縦型洗濯機は洗濯を移動させることも出来ますが、ドラム式洗濯機の場合は洗濯機の重量が重く(80㎏前後)まずお一人で移動することは困難です。
したがって、ドラム式洗濯機は予め嵩上げをしておくことを推奨します。
分譲マンションですと、管理費・共益費の予算から定期的に全戸一斉の排水管洗浄をしてもらえるケースがありますが、その際も、洗濯機が嵩上げされていないと洗濯排水の洗浄をしてもらえないので、嵩上げ台の設置をは推奨です。
マンションで洗濯排水が詰まって排水が洗濯パンから溢れた場合、階下に漏水する確率が非常に高くなります。
そうなりますと階下の方に対して損害賠償等の原因になる場合がありますので、甘く見ていると大きな事故や賠償問題に発展する場合があるので注意が必要です。
ご参考になれば幸いです。
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