年頭に思う「仕事しようよ~」の言葉の重み|

あけましておめでとうございます!
昨年はたくさんのお客様よりご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。

昨年一年間もハウスクリーニングやエアコンクリーニング等の各種サービスを通じて新たな発見がいくつもあり学ぶことが多数ありました。
クリーニングの技術もさることながら、事前事後の説明・接客においてもまだまだ精進の必要性を感じる一年でした。

年始に昨年一年を振り返り、また今年一年を考えた際にふと思い出したエピソードをご紹介します。
2013年頭挨拶

昨年の夏、取引企業様である(株)ベアーズ様の慰労会に出席した際に、ベアーズ様の髙橋社長のお話を聞く機会があり、そこでの髙橋社長のお言葉を思い出しました。
といっても長々とスピーチをされたわけではなく、また私も直接の長い会話をさせていただいたわけでもなく、一言二言の言葉を交わした中でとにかく印象に残った言葉がありました。

それは「仕事しようよ~」という一言でした。

慰労会には当社のようなパートナー企業さんが何社か来ていたのですが、一人一人と握手を交わしながら、「仕事があるんだからさ~、一生懸命仕事しようよ~」と言葉をかけて回られていました。

「仕事しようよ~」と言われた瞬間、ドキッとしました。

そんな、ある意味当たり前というか、含蓄あるような引用もない、ストレートな投げかけの言葉でしたが、ものすごく伝わってきました。

当社も創業当時は仕事をしたくてもなかなか仕事が確保できない時期がありました。
いや、今でも来月はどうなるんだろう?大丈夫かな?という不安は常について回ります。
とかく忙しい時期が続いたりすると、仕事があるのが当たり前の感覚に陥りがちです。
すると仕事をいかに「こなす」かということに意識が行ってしまい、創業当時の仕事をいただける「喜び」「感謝」といった仕事に対する気持ちが希薄になってしまうことが正直あります。

聞くところによると髙橋社長もハススクリーニングで創業された当時、仕事に恵まれない時期があったそうです。それ故に、仕事があることのありがたさ、また気持ちの抜けた仕事が命取りになりかねない怖さを身を持って体感されてきた経験からの「仕事があるんだからさ、仕事しようよ~」の短い言葉に集約されていると感じ、伝わってきました。

またこのハウスクリーニングの業界は参入障壁が低く、毎年この業界に新たに参入してくる人が多い業界と言われています。
その反面、辞めていく人も多く、離職率・定着率が低い業界でもあります。
当社でも昨年、1名がせっかくこれからという時期に辞めてしまうという残念な経験しました。
私個人的にはいわゆる「3K」と表現されるような仕事ではなく、その種の辛さを感じるようなことはありませんが、確かにいわゆるサラリーマン仕事とは違うことは間違いありません。

ハウスクリーニングのようなサービス業は、その日その時のお客様に対するサービスの品質でお金をいただけるかどうかが決まります。もっと言えばサービスを施工する担当者の仕事ぶりによって仕事を失うかお金をいただけるかストレートに結果が出ます。
そこが大半は組織プレーで仕事をするサラリーマンと違うところです。組織プレーですと責任は分散し、ともすれば「私だけの責任じゃない」と言い訳も出来ますが、この仕事は任されたサービス担当個人の仕事ぶり如何で、評価がお客様によってその場で下されるわけで、プレッシャーがあります。
そういった意味ではサラリーマン感覚では勤まらない仕事だといえます。

しかし逆に「いい仕事」をすれば、サービス担当個人が高く評価され、より多くの仕事を任されるのでやりがいを感じられる仕事でもあります。

仕事がある、仕事を任される喜び、自分を評価してもらう喜び・緊張感・責任を実感できる。
それがこの仕事の醍醐味だと思い出させていただいたエピソードが年始にふと頭に浮かびました。

仕事があるありがたさを忘れず、一つ一つのの仕事に全力投球する。
いただいたお仕事を一つ一つ大切にサービスさせていただく。
今年も初心を忘れず努力邁進です!


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