工場の電気代が倍に⁉
2022年の電気代高騰によるエアコンクリーニングの需要増
関東甲信で梅雨入りのニュースが出た翌日、某工業部品の製造工場の会社からエアコンクリーニングの見積依頼があり、現地調査のために工場を訪問しました。
工場・事務所建屋が7棟もあり、業務用のエアコンも室内機・室外機を合わせると100台を超える規模の法人様でした。
ご担当の方からお話を聞くと、電力会社より今後の電気代の値上がりが従来比で倍になる可能性も覚悟しておいて欲しいとの通達があって、何らかの対策を取らなければならなくなったとのこと。
(この記事は2022年6月初旬の内容によります)
これだけの規模の法人様で夏が始まろうかというこの時期の段階でのご相談に、なるほどそういった事情があったのかと納得した次第でした。
これだけの規模の工場ですと、おそらくは従事者は100人近いのではと思われます。
東京大学の2012年と少々古い調査資料からの引用ですので、現在はもっと電気代は高騰しているはずですが、この工場の電気代は100万円単位、ん百万円/月と想像できます。
それが倍になるかもしれない…となればエアコンクリーニングでエアコンにかかる電気代が10%でも改善してくれるだけでも…という算段なのでしょう。
しかしながら、当社としてもすでに繁忙期に入っており、夏本番までに全台数を終わらせることが出来るかどうか…。
本来であれば初冬か春先の依頼がベストでしたね~とご説明。
これから見積書の作成をさることながら、いざ受注になった際にこの繁忙期で工期工程をどう組むか…取らぬ狸のなんとやらですが、頭の痛いところです。
ええ、ええ、もちろん、
お仕事ください‼
今後も規模の大きい、電力のランニングコストの大きい会社ほどエアコンクリーニングを検討されるところが増加してきそうです。
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