「日本一の会社を目指す」とある大阪の会社の創業奮闘記
ハウスクリーニング業界に興味のある方、ハウスクリーニング業界に就職を考えている方、独立・開業を考えている方、開業間もない方、今後の方向性にお悩みの職人の方、ハウスクリーニングだけでない建築・設備系の職人さんも必見?です。↓Click
「日本一の会社を目指そう」そう社員に掲げた大阪のハウスクリーニング会社社長と社員の、現在進行形の奮闘記をご紹介していきます。
成功事例よりも圧倒的失敗・苦い経験の連続…。それでも日本一を目指そうとする会社の奮闘記です。参考、共感、同情、他山の石としていただければ幸いです。
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自称日本一信頼できるハウスクリーニング会社のしゃっちょさん/一人親方主流の業界で100%自社雇用スタッフ現在10名+事務広報1名/雇用は最大のペイフォワード/社員の幸福=品質/永続的企業づくりへ/人材育成に悩む掃除屋さん必見⁉︎/会社公式@cozyone_PR/発言は個人の見解であとはムッスメの尊さ発信
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ハウスクリーニングの業界に興味のある方へ
私は、大阪・神戸・奈良・京都をサービスエリアとしてハウスクリーニングを主業にした会社を経営している者です(興味のある方は「私の履歴書」をご参照ください)。
このサイトは、
- ハウスクリーニングの業界で働いてみたい!
- ハウスクリーニングで独立開業・起業しようと考えている
- ハウスクリーニング業に携わっているが商売が中々軌道に乗らずに困っている
- 同業他社の苦労話しや経験談を共有したい!
そういった方のための情報を掲載しています。
このサイトを作成するに至ったのは、いろんな想いによります。
別項でも紹介していますが、このハウスクリーニングの業界には世の中が不景気になるほど新規参入者が増える傾向にあります(かくいう私もその口でしたが)。私の周りにも毎年のように独立開業を目指し事業主になっていく人がいます。
そういった、このハウスクリーニングの業界に興味があり、また具体的に独立開業を目指そうとする人のために、つたない私自身の経験をオープンにすることで、このハウスクリーニングという仕事に携わる・携わろうとする方々の参考に少しでもなればという想いからご紹介するものです。
私目線ではありますが、
- ハウスクリーニングの市場
- ハウスクリーニング業界の現実
- ハウスクリーニング業界の裏話
といったものもご紹介出来ればと思っています。
また、
- この仕事に興味を持ったきっかけ
- 自身の見習い時代の体験
- 開業当時に苦労したこと
- そして現在も抱えているこの業種・業界ゆえの悩み
- ハウスクリーニングのサービス業としての魅力
- 今後のこの業界の展望
等々の私の経験談、知識、考えていることを紹介出来ればと思います。
ちなみに、ここでは清掃の技術・洗浄方法等のテクニック的な説明はあまり紹介しません。あくまでもハウスクリーニングという職業・商売に関することに主眼を置いていますので、そういったテクニック系の情報を希望している方はYouTube等を検索ください(笑)
魅力ある業界にしたい
ハウスクリーニングに対する市場価値
どの職種にも言えることと言えばそうですが、ハウスクリーニングという仕事の業界は華やかなイメージだけではない泥臭い側面も持った業界です。
ただ間違いなく言えることはサービス産業として今後も大きな可能性を秘めた職業・業界であるということです。
ハウスクリーニングに携わるスタッフの持つ技術がきちんと「技術料」と言える対価を得られるサービス産業の中でも数少ない評価の得られる仕事です。
例えばここ数年、もみほぐし・マッサージを気軽に受けられるお店が非常に増えました。料金を見ると1時間¥2,980が主流です。確かに1時間でその料金なら気軽に利用してみたくなります。
でも冷静に経営者目線で考えると、1時間¥2,980だとすると、店舗の利益や各種のコストを考えるとおそらく施術している現場のスタッフには時給換算で1,000円~良くて1,500円といったところでしょう。人の健康を左右しかねない仕事でありながらその「技術の対価」が時給換算で1,000~1,500円では技術料としては淋しい限りです。これを「一生の仕事」とするにはなかなか難しいと言わざるを得ませんよね。
一方でハウスクリーニングの職人になれば、時給換算でも5,000円から10,000円以上対価を得ることも可能です。もちろん事業経営となると様々な経費やコストがかかってくるの丸々儲けとはいきませんが、まだまだきちんとした技術に見合った対価を世の中が認めて支払ってくれるサービスだと言えます。
サービスの品質や人材管理、生産性の向上、集客の工夫次第で、一人の職人としても個人事業としてもビジネスとしても充分に成長と可能性の余地がある業界です。
隙間産業であるハウスクリーニング業界
ハウスクリーニングという職業はメジャーな職業かというと、例えば皆さんの御親戚やお知り合いにこの職業に就いているという方はいらっしゃるでしょうか?おそらくはそうそういないのではないでしょうか?
また一般の方で「ハウスクリーニングを利用したことことがある」という方も同様にそれほど多くないのではないでしょうか?
これはやはり市場性の小ささを示しています。働く側からしても利用する側からしてもニッチな産業でありニッチな需要である業界だと言えます。
もちろんそれ故に、競争が少なく、チャンスがあり、新規参入でも需要を取り込む余地が大いにあると言えますし。ニッチな需要に応えるサービス品質を提供できれば需要が拡大していくことも期待できます。
ジレンマ
需要が少なく、競争が激しくない業界にはチャンスもありますが、競争が無いことによる適性な淘汰も起きにくいというマイナス面があります。
資格や基準というものが無い業界のため、言葉づかいや礼儀作法といった接客等のサービス業としての基礎を身に付けていない個人の業者も多く、ろくに技術を習得せずに請求だけ高額なサービス料を説明なしに請求する業者もいます。ご在宅の住まいに訪問したのをいいことに関係の無いようなものを売りつける訪問販売のような悪徳業者と言わざるを得ないような業者もいます。
そういった質の低い、業界のイメージを損なわせるような業者が、なかなか淘汰されずに商売が続けられてしまうのがこの業界でもあります。本来適正な競争があれば、そういった悪評がただちに広がり、注文が減り、市場から退場させられるべき業者が、いつまでも居残ってしまいます。
そのため
- 「トラブルが起きても責任を取らずに逃げられてしまったという話をよく聞く」
- 「ハウスクリーニングを利用したいが、悪いうわさも良く聞くので躊躇してしまう」
- 「下手な業者に、住まいという大事な資産を損なわれたら困る
といったことで本来取り込めるはずの需要が潜在したままになってしまうという残念な側面もあります。
また、せっかくハウスクリーニングを職業として選ぼうかという就活中の方やハウスクリーニングで独立開業を目指そうとする方が「イメージの悪い業界」ということで遠のいてしまうことで、さらに競争原理が働かなくなり、真面目に誠実にハウスクリーニングに携わる業者が割を食うという負の循環が起きてしまっているという面もあります。
せっかく働く人にとっても利用される人にとっても、魅力ある可能性を持った業界でありながら中々発展していかないというジレンマを抱えています。
ハウスクリーニングを魅力ある業界にしたい
このサイトの具体的な目的はこれに尽きます。
- 真面目に誠意を持って努力する職人・事業主・会社が発展して欲しい
- 職業としても将来性の持てる魅力ある職業にしたい
- 安心で信頼性の高いイメージを利用者に持ってもらいたい
そうすることで、より適正な競争原理がはたらき、より高いサービス品質を提供する業者が伸び、業界内が切磋琢磨することで、自然とお客様の満足度が向上するという、悪しきジレンマを打破し、好循環を生むようにしたい。
そのためには
- 今現在この仕事で独立開業を考えている人
- この業界に興味を持ち、就職したいと考える人
- 現在この業界で一生懸命に努力しサービス品質の向上に努めている人・事業者
そういった方々の参考になるような情報を極力公開していくことが現在この業界にいる者として責務があり、それが巡り巡って自分のためにもなるのではないかと考え紹介するのがこのサイトです。
私の履歴書
田中 進(たなか すすむ)
コジワンサービス株式会社 代表
- 1974年
- 長野県上田市で生まれ育つ
- 1998年
- 工作機械・工具製造メーカーを創業メンバーとして企業
営業・製造・設計・調達職を経験
当時独身のため西日本市場開拓のため大阪へ赴任
大阪に染まる
現妻と出会い娶る - 2009年
- 上職を退職し起業を目指す
- 同年
- 東大阪の某ハウスクリーニング業者に見習いを始める
- 2010年
- コジワンサービス株式会社を設立・ハウスクリーニング業を独立開業
泣かず飛ばずの時期を半年ほど経験する - 2011年
- 師匠と感謝する方との出会いによって光明を見出してもらう
そして師匠と別れる - 2018年
- なんとか社員数名を抱える会社に
後厄年も無事乗り越え43歳 - 2020年
- 創業10周年飛躍の年にと思っていたら…
コロナショック - 2023年
- なんとかコロナを乗り越えスタッフ13名に←イマココ