働き方改革ってなんぞや?

ここのところの働き方改革の議論がおかしい…

政府が「働き方改革」を掲げたことで、労使にとってより生産性の高い働き方・仕事の仕方や採用・雇用について、転職(退職)・解雇について、見直ししましょうよという議論が活発になるかと思いました。

働く人

ところが、痛ましい過労死の事故が注目を集める中、議論の中心は労働時間に集約されていってしまったように見受けられます。

残業「月100時間未満」で決着 | 2017/3/13(月) - Yahoo!ニュース
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6233014

ニュースで大きく取り上げられるのはこのような「残業は100時間未満か?それとも100時間以上認めるべきか?」というような、未満か以上かで何が変わるというのか?わけのわからない焦点になっているのは残念でなりません。

働き方とは結局のところ生き方であって人生観であるわけで、本来、それぞれがそれぞれの観念・価値観によって、もっと仕事や仕事の仕方を選べる自由度を高められるようにしましょうよ、というのが働き方改革だったはずでは?

個人が働き方を選べる自由度は、雇う側の採用・不採用・解雇の自由度と裏表ではあるわけですが、どちらにとっても合う合わないはあるわけで「次いってみよ~」というライトな就職と雇用、転職と解雇ができるように規制や法令を変えていきましょう、というのが働き方改革だったはずでは?

それがひいては働く意欲につながり、やりがいにつながり、快適な職場環境につながり、生産性の向上につながり、長時間だらだらと働かなくとも成果が上げられて、結果として労働時間の短縮や有休や育休取得の促進につながるよね、という流れだったはずが…。

原因と結果の結果の部分の時間の部分だけ、しかも残業時間規制の100時間以上か未満か?みたいな(些末な)ところだけを焦点にした議論は、改革とは程遠い議論で本当に残念です。

職人の働き方

私個人的に、職人に憧れ目指しこの職に就いた理由の一つに「職人の働き方」に魅力を感じたのが理由の一つにあります。
よく昔は職人の働き方の例えに、
「雨が降ったら休む」
「明るいうちに帰る」
「稼ぎたいときに稼ぎ、休みたいときに休む」
といった例えがあって、私も漠然と「職人っていいな~」と憧れたのがこの職種に就いたきっかけだったりもしました。
まあ実際に職人になってはみたものの現実はなかなかそうもいかないわけですが(笑)

ただやはり、当社の目指しているのはそこです。
職人としての技術を高め、生産性を高め、どうやって「憧れた職人ライフ」を実現するか日々模索中です。
つまりは当社では、働き方改革が常に進行中です(笑)

念のため補足しておきますが、これは「楽をしたい」というわけではありません。
サービスマン(職人)自身が、自分の仕事・働き方に満足をしていなければ、お客様を満足させることは出来ないと考えるためです。
これを当社の人材育成の基本的な考え方としています。

これはすなわち、ハウスクリーニング職人としての付加価値、他社との差別化をどうやって図っていくかにもかかってくるわけですが、それについてはまたどこかの記事で。


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