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エアコンの節電方法
エアコン洗浄が節電に効果的なのはもちろんですが、普段ご家庭でエアコンを使用する上で、節電に効果のある簡単に出来る習慣をご紹介します。
カーテンを小まめに閉めましょう
外出時や使用しないお部屋は、昼間でもカーテンを閉めること習慣にすると節電に効果的です。
というのも、夏は日照を遮るほか、冷房の冷気が逃げるのを防ぎ、冬は室内の暖気を閉じ込め、陽が落ちて冷気が入る前にカーテンを閉め室内を保温し外気が入るのを防げるからです。
厚手のカーテンや床まで届く長いカーテンがお勧めで、断熱シートなどを使うとより効果的です。
これによりエアコンの効きをより早く有効にすることが出来ますし、エアコンで冷やした冷気や温めた暖気を逃がさずに済むため節電になるのです。
エアコン室外機の周りに物を置かない
室外機の吹出口に物を置くと、エアコンの熱交換機能にによって排出される冷気や暖気が排出されず熱交換が効率よく行われなくなり、冷暖房の効果が下がります。
また室外機に負担がかかり、室外機の寿命にも影響します。
エアコンの故障(=寿命)はほとんどが室外機です。室外機が壊れる(=寿命を迎える)ことで交換を余儀なくされるケースがほとんどです。
室外機は風通しのいいところに設置して、周囲はきちんと整理整頓することが大切です。また日陰に設置されることを推奨しますが、どうしても室外機への日照時間が長い場合は室外機用の日傘を作ってあげるとエアコンの冷暖房効率が上がり、節電にもなりますし、また室外機の寿命の向上につながりますのでお勧めです。
エアコンのフィルター掃除は小まめに行いましょう
理想的には、2週間に一度、フィルターの掃除をしましょう。
意外かもしれませんが、寝室のエアコンのフィルターは布団の上げ下ろしで埃が舞い易く、それを吸気して目詰まりが早く起きているケースがありますので、使用頻度は少なくても小まめな掃除が必要だったりします。
またキッチン近くに設置されたエアコンは、料理の油煙を吸ってフィルターに油分が付着している場合があります。この場合、掃除機で埃を吸おうとしても油分の粘着で綺麗にならない場合があります。
その際はフィルターをお湯に漬けて、油用の洗剤(台所用の中性洗剤でも構いませんが、レンジ・コンロ廻り用の洗剤が有効です)で軽くブラシやスポンジで擦り洗いをすると綺麗になります。
フィルターが目詰まりしているエアコンでは冷暖房の効果が下がり、無駄な電気を使います。冷房時で約4%、暖房時で約6%の消費電力の削減になると言われています。
扇風機やサーキュレーターを併用
扇風機やサーキュレーターを併用すれば、夏はエアコンの冷気を含んだ風が体にあたるので涼しく感じます。逆に冬は天井付近の上部に滞留がちな暖まった空気を部屋全体に循環させることができ、設定温度や風量を強くすることなく冷暖房効果が得られるため節電に有効です。
この節電方法が認知されたことで2011年は扇風機が生産が追い付かないくらいに需要が高まりましたが、2012年には三菱電機から「ハイブリットエアコン」と言われる送風(サーキュレーター)機能とエアコンの冷暖房機能を併せ持ったエアコンが発売されました。
今後はこういったハイブリット型のエアコンが、エアコン洗浄をする立場の当社としてもお奨めで、主流となっていく予感がします。
室内温度は適温設定に
夏の冷房時のエアコンの設定温度は28℃を目安に、冬の暖房時の室温は20℃を目安にしすると良いと言われています。
しかし、暑い中外出先から帰宅されて、なかなか28℃設定では冷房をかけているいる気がしないという方もいますので、当社では特に冷房時は設定温度を28℃より低く設定することで早めにお部屋を冷やし、風量を微風(最少)にしてお部屋が冷えた際はエアコンを切り、扇風機に切り替えることでも節電になるとご説明します。
夏の冷房時の温度設定を1℃高くすると約13%(約70W)の消費電力の削減になり、冬の暖房時の温度設定を1℃低くすると約10%の消費電力の削減になります。
冷暖房は必要最低限の使用時間で
タイマーを上手に使うなど、必要な場所で必要な時だけ使うことを心がけたいものです。
外出する場合は直前でなく、早めにスイッチを切ることを習慣とすることで省エネにもなりますし、点けっぱなしで無駄な電力消費も防げます。
1日1時間、使用時間を減らした場合の省エネ効果(年間)は下記となると試算されます。
- 冷房(設定温度28℃)電気18.78kWh、原油にして4.73L CO2削減量7.9kg
- 暖房(設定温度20℃)電気40.73kWh、原油にして10.26L CO2削減量17.1kg
※電力の排出係数0.419-CO2/kWhで試算
また、シーズンオフ等の長期間使用しない時はプラグを抜きましょう。
冬場のエアコン以外の節電につながる生活の工夫
- 食事を身体の温まる食材(大根、ニンジンなどの根菜、生姜、ニンニクなどの香味野菜)の接種する。
- 普段より一枚多めに羽織ったり、ストール・ひざ掛けの活用も効果的です。
- 湯たんぽを利用して、中のお湯は翌朝の洗面に使用するのもエコです。
- 仕事や家事、勉強の合間にストレッチなど軽い運動で血行を良くする。
- どうしてもエアコンを利用する場合は室温20℃以下を目安に、隙間が空きがちなドアやふすまをきちんと閉め暖房範囲を小さくする(これは冷房時にも言えることです)。
- こたつや電気カーペットなど部分暖房の活用をする。
といった生活の工夫で節電が出来ます。
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